時間と空間

命題:「時間と空間は全然別のものじゃないけど見れば見るほど別のものになり得る。」←これを数学的に厳密に証明したい。

我々はただボーっと突っ立って「俺は止まっている。」と言ったら大体の人は「止まっている。」と認識するが、実際、止まっているものなどは何一つない。宇宙規模でだ。なんとなく我々が止まっていると共通の認識を持っているだけだ。そんなわけで時間と空間は全然別のものじゃないと言えよう。少なくとも一定ではない。数学的にも「空間」とは「そのとき考えている対象」のことを言う。確率空間であったり。

だけど我々が「見れば見るほど別のものになり得る。」つまり「時間と空間を識別できる。」と証明すれば、それは宇宙の対称性は「見れば見るほど永遠に破れている。」ということを証明したことになるだろう。

そこで時間と空間が終わるのかといえばそうではない。時間という概念は弱いものになっていくかもしれない。だけど我々は一向に空間を共有しているのだ。もしかしたら確実にそうなのだが、直感的には、我々に備わっている時間に対する感覚は個人によって全然違うだろう。名前も違うし。だから一層個人を大切にすべきだし、命題に示されたことが証明されれば、我々を取り巻く環境の共通認識が深まり、各個人がより一層暮らしやすくなるような体制が敷かれていくようになると思う。感じられる。