2018-08-31から1日間の記事一覧

正規拡大

抽象代数学において、体の代数拡大 L/K は、Lが K[X] の多項式の族の分解体(splitting field)であるときに、正規(英: normal)という。ブルバキはそのような拡大を準ガロワ拡大(quasi-Galois extension) と呼んでいる。 L/K の正規性は以下の性質のいずれと…

有理数体に、2の平方根を添加する(英語版)とガロワ拡大を与えるが、2の立方根を添加すると非ガロア拡大を与える。前者は x2 − 2 の分解体である。後者は1の虚立方根を含む正規閉包を持ち、したがって分解体ではない。

数学において、ガロア拡大(ガロアかくだい、英: Galois extension)は、体の代数拡大 E/F であって、正規拡大かつ分離拡大であるもののことである。あるいは同じことだが、E/F が代数拡大であって、自己同型群 Aut(E/F) による固定体(英語版)がちょうど基…