ハイパービジョン

ある程度物理を離れて数学を勉強する時間は必要だと思う。ベクトル空間があるなと思うと一般相対性理論がわかるようになる。解析接続があるなと思うと繰り込みがわかるようになる。いぶかしかった繰り込みが自然に存在すると思うと不思議だ。ただ確かに数学的空間はそこにあって私たちはお互いにそれを共有することができる。普通の人にとってみれば統合失調症患者のハイパービジョンみたいな話もなんとなくひとつひとつとつながっていく。最初はきわどく感じていたのに何回も同じことをやっていると普通だ。だけど「話が合わない」って思われるのもつらいからそこの現実ともつながっていたい。左の喉から左の歯へ左方向に息を当てると歌が上手く歌える。このときあくまでもメインは左の下顎であって目で見える世界は不確かなものだが左目はというと下にもぐる。