M理論入門

「我々の世界は11次元の膜でできている」といってあまりピンとくる人はいないと思う。普段膜の上を歩いてるわけでもないし、そんな膜なんてどこにあるわけ?と思うだろう。ただこの膜の影響が現れるのが高エネルギーの極限であり、我々が普段暮らしている宇宙では膜の影響が「収束している」といえるだろう。つまりは膜の影響がほぼ「1」になっており、掛け合わさったところで何の影響も及ぼしていないということだ。図にしてみると、

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こんなかんじだ。宇宙が膨張していくに従ってエネルギーが下がっていき、膜としての振る舞いが収束していく。反対に宇宙の始まりには膜としての性質が強く現れる。