しょうゆがぶ飲み。ナプキンで口を拭って。君はまだ許していない。2,3日は何も食えなくなりそうだけど。組合が人を殺すことだけは許さない。笑いを許さぬほど鉄を捏ねて。経営者の高笑いに白い粉に手を伸ばす。どうせなら俺に寄り添って一緒に笑えることを考えて。いつか一緒に汗をかいたのに。いつか新入りとして教わったのに。遠い遠い上から俺だって辛いのと言い出した。なんか俺が笑われてる気がした。辛いことばっかでいつか笑って次元を越せなくなった。組合が人を殺すことだけは許さない。鉄で繋がれた俺たちに腐ることをおしえたのは誰？「こんな金なんていらない」と言いたい。いつか顎に力が入らなくなって。不器用な声は響かなくなった。どうせ俺なんてと40万円に涎を垂らした。
