泥紛まえず窓開け放たれる

こころのこえに耳澄ます。愛してるはずの君、僕自身?メモ帳替わりに書き殴ったこと、君と空を飛びたかったのは嘘じゃないよ。痛みを履き違えて。階段を備え付けるのを忘れてた。誰しも行けるような空で。鳶職みたいに足場が悪いのは言葉が足りなかったせい?だけど息を吸いたいがための東京。殺到する人の前に頭深緑の酸素奪われる。俯いた君には重苦しい空気だけが残った。どうすれば泥紛まえず窓開け放たれる?こころ。狭い街に違え犇いて。違え違える階段を空に掛けて。僅かに違える空間のドアを開ける。