銀河考古学太陽系外惑星

この世界はもう。そう思って星空は見ていた。はるか高い向こうの宇宙から。今の悩みなんて嘘のよう。安らぎに眠るように目線で。きっと今まで「バカだ」っていわれ続けてたから。自由な飛び方なんて忘れちゃったんだよ。だからおそるおそる愛情を確かめた。顔を上げて水平線を見ることもわかんなかったんだ。なんにもないようなその声も。温かい冷たいもわかんない。だからよけいに冷たくかんじて。人の温もりを求めてさまよった。だからそんな目線で俺を見ておくれ。