教育は半分は自分のこと。教えられないことを教え(ようとす)ると詐欺になる。残念ながら教えられないこともある。人の頭の中までは。半分は残虐な本能であり、半分は感情のこと。立証ストレス。立証コスト。立証のために真実から離れていく。なぜか立証することにコストが奪われていく。ほんとは自分さえも確約が得たいとは思っていない。正義を前に誰もが声をひそめて苦笑いを含んでいる。声をひそめることしかできない。それはいのちが擦れていく葉音。粉を召し上がっている。麻薬の粉。麻薬の粉になった自分を。粉のようにして密やかにしかいきられない。壁をつくって。正義の目をくらます。そうやっていきていくことに決めた人生。もはや正義なんてわからないだろう。そんなもの主張する由もない。おれたちは麻薬の粉だ。間違っていることを立証するのは『悪魔の証明』というほど難しいものだ。
