「はっはっは。亀山金は？」と言ってるイメージ。前述の二人乗り宇宙車をわりと「カー」で。「カー」のイメージはせまい。「トラックベース」のものを「二人乗りで」といっても、後部の狭いベッドで二人で寝てるイメージでしかないのだ。なんか薬莢の。仕かたない。後部カーゴには生活に必要な物資がいやというほど積まれている。コンプレッサーやら。だが量子システムなど宇宙空間の低温であるほうがうまくいく場合もある。薬莢やらシステムの維持には。まあ耐圧服が脱げるだけでもいい。まあなんと色気のない服で。君が袖を通す。ファスナーの折り目もたくさんで。着させてやることができる。うしろのファスナーを上げて。そんな人でない部分。さっきまで笑ってた君が嘘みたいに。急に色っぽいフライトを示す。だれもまっ裸で外に出るやつはいないよ。車の車窓から覗く君は。青い髪を泳いでいる。その地球が見えたら。まるで遠景に入浴しているみたいだ。そう思ったらドレスにもスーツにも戻ってくる。まだ耐圧服の仕事もあったね。
