登記とは

つまりは権利や義務の入れ替わり。あたかも濁流の中、河川が氾濫しないかを抑えるかのように。その入れ替わりを細かく、素早く入れ替えていく。本当にまるで権利や義務は濁流のように感じる。だがそれを処理していかなくて穏やかな朝焼けは迎えられないのだ。まるで生存を諦めるかのように。もしこれが人の権利や義務の上に立つ感情の畝りであるなら、いつかはその日の朝かもしれないが、水面がキラキラ光るのを見てみたいものだ。