全部が裁断された時に

等しく人が守られるようであってほしい。物の品質だけ見ても、人にはできないことがある。物に魂を込められる度合いは、人に責任を押し付ける度合いではないのだ。例え高度な扱いが危険な物を作ったとしても、片や受け取った人が押し付ける心しか持っていないのであれば、その物は完成しないのだ。人があって、物があって、また人がある時に。金さえも、人があって、金あって、また人がある。