専門家が話をするときに、それをいえば専門家同士でなら話が早いことがある。数学でいえばフェルマーの小定理とかいえば、フェルマーという人名を通してストックしてある知識を簡明に手早く伝えることができる。法律でいえば12号理由とかいったときに、こういった場合に必要となる要件といった概念を手早く専門家同士で伝えることができる。しかしフェルマーに関しては完全に人名であって、その昔証明といえば後世に名を残す作用があるものとして平然と人名が使われてきた。法律でいえばもともとだいたいのことは人と人との関わりの話である。共通することは人形フォトンをやりとりしているということだ。こういったことは本来ないほうがいい。もし国が役目を終えて、手に入る個人情報、たとえば、それまでの研修報告書や経歴などを平然と悪用することがないようであれば、われわれはこの人形フォトンにのっている失明の原因となる生物由来のフォトンを大昔からの呪縛から解くことができる。われわれの経験則や深視力はこういったものの見方をしている。単に物由来のフォトンを見ているわけではない。国とブラックホールが無関係のものであることはないのだ。たとえ核融合施設を作ったとしても人が豊かになるわけではないのはこういうことだ。