これ以上エントロピーを減らせないのではないか。重力点が輪っかである、つまり角運動量を持たせることができるとはこのことから当然に導かれる帰結であって、エントロピーは増やせます、といっているだけにすぎない。そもそもこれは脱出点を広げられます、といっているだけで、重力点そのものが三次元空間からみた、ということに何の変化ももたらしていない。二次元空間でもって、そもそも次元の移動を表している、としかいえない。われわれは一向に三次元空間でしか体を動かしていないのであって、対応するとしたら四次元空間でもってめちゃくちゃ宇宙を曲げれます、という対応しかできない。現実われわれがブラックホールに向かっていったらわれわれのほうがめちゃくちゃ曲げられる、としか、ブラックホールのギリギリ手前まで、しか四次元でもって体とともに対応できることはない。ブラックホールに対して前もって四次元空間をめちゃくちゃ曲げておく、という対応しかできない。かりにわれわれが二次元に記述しても、それはめちゃくちゃ曲げておく作戦でしかない。作戦としてのエントロピーは減らせる。それはわれわれが空間について考えなくていい、ということだ。ブラックホールがエントロピーを出すとは、それは無限への誘いであって、いつでも空間をねじったり曲げたりしてる、ということだ。作用としてはほとんどグルーオンを出している。アンドロメダとの衝突をさけるために、あらかじめ銀河をしぼっておく、楕心性の高いものにしておくことが考えられる。楕心性はちょっとだけ銀河をはみ出すことでしかない。つまり、角運動量をプラスしたところでループの力では、ブラックホールの力を抜け出せないのだ。これで銀河といえるのか?というくらいに銀河を絞るのである。