吃飯は唇がある

プライドの壁で文字に落ちない。ケータイを指で味わう俺たちのように。ケータイに落ちずにいられたら。だが寧夏に乗り入るのに私は飢えを使った。女の世界に飢えで入り込んだ。誰もがコンピューターに入り込む家畜で700%何の役にも立っていない。コンピューターに頭を突っ込む家畜のよう。指がその味を覚えている。指先は弁だ。書も弁だ。床に刺したハサミの角度に喰らいつくバッタ。富士もまたそのような飢えだ。