日英同盟と日印同盟

日英同盟とは「娘の養育費」のための同盟であり、この意味で日本とイギリスは国という枠組みに収まらないものとなった。アメリカとイギリスが国家として別れたのもまさにこの理由であった。他方、iPS細胞は臓器移植を解決するために始まったものであり、第二次世界大戦における日印同盟は、これに関する人種差別に抵抗するためのものであった。アヘン戦争は、脳と舌を区別するため、ロシアを独立させたものであり、舌も脳の一部であることに変わりはない。インドでは腕のない息子を見せて「俺の息子を見てくれ」と金をせがみ、中国では戸籍のない黒孩子は内臓を売った。かつて日本は金でこの順番を買い、対戦中の同盟の意味を、日印、日英に限らず、忘れている。いまだにこの頃の約束を守っているインド人もおり、我々は歴史の意義を忘れてしまっている。目の前にいない人を「どうでもいい」と思うのはあまりに無責任ではないか。私は北海道出身であり、小学4年生までゴキブリを見たことがなかった。舌も脳の一部とはいえ、やはりゴキブリと共に暮らしたいとは今でも思っていない。ゴキブリは森に住むべきだ。この考えはロシアと変わらないかもしれない。北欧を除くヨーロッパの諸国はこの温和な地域にゴキブリがいることを多少受け入れており、優しさの中に舌先にゴキブリを飼うことにした。