セミプロのフットボール選手だった父親の「グラウンドでは100%ではなく120%の力を出さなくてはいけない」という教えを忘れなかったという[7]。

ピーター・エドワード・ローズ・シニア(Peter Edward "Pete" Rose Sr. , 1941年4月14日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ出身の元プロ野球選手およびプロ野球監督。ニックネームは「チャーリー・ハッスル(Charlie Hustle)」。

スイッチヒッターの1人で、身体を大きく屈める独特なクラウチングスタイルが特徴。

長打力こそなかったものの、ボールを真芯で捕らえるミート力に長け、長年に渡って安打を量産していった。足もさほど速くはなかったが、積極的な走塁で二塁打三塁打を狙った(通算二塁打はメジャー歴代2位)。走塁では本塁のクロスプレーでの捕手への強烈な体当たりや、塁へのヘッドスライディングを良く仕掛けた。特に闘志溢れるヘッドスライディングは現役時代のローズの代名詞だった[6]。

派手なプレイが目立つ一方で、怪我をほとんどせず、24年間の現役生活で故障者リスト入りしたのはわずか2回である。ローズは現役中、セミプロのフットボール選手だった父親の「グラウンドでは100%ではなく120%の力を出さなくてはいけない」という教えを忘れなかったという[7]。