永小作権

永小作権(えいこさくけん)とは、 小作料を支払って他人の土地において耕作又は牧畜をする権利。 日本の民法では 第270条以下に規定が設けられている。 ただ、 今日の小作関係のほとんどは賃借権の設定による賃借小作権 で永小作権が設定されている例は少な…

地上権、土地賃借権

地上権(ちじょうけん)とは、 工作物または竹木を所有するためなどの目的で 他人の土地を使用する権利。 日本の民法では第265条以下に規定が設けられている。 土地を直接的に支配できる強力な権利を有し、 権利所有者は、地主の承諾なく、 地上権を登記し、…

合綴(ガッテツ)

「がってつ」と読む. 別々に刊行された本やパンフレットなどを1冊にとじ合わせることで,とじ合わされたものを合綴本,または合本(がっぽん)という.

渦の準粒子

物性物理学において、スキルミオン[1](英: skyrmion [ˈskɜːrmi.ɒn]、スカーミオン[2]とも)とは、連続場に生じる位相幾何学的に特徴のある渦のモデルをいう。この渦はそれぞれが粒子のように振る舞うため、有限な質量を持つ準粒子とみることができる[3]。19…

混同による地役権の消滅

承役地の所有者が、要役地を取得すると承役地に設定されていた地役権は混同により消滅します。 混同により地役権が消滅した場合は、 承役地の所有者は単独で地役権の登記の抹消登記を申請することができます。

擬制

ぎせい【擬制】 実質は違うのに、そう見なす(見せかける)こと。 法律で、異なるものを法律上同じと見なして、同じ効果を与えること。 例、窃盗(せっとう)罪で電気を財物と見なす類。 ぎせい〔擬制〕一定の法律的取扱いにおいて、本質の異なるものを同一の…

代位

代位とはどういう意味ですか? 他人に代ってその地位につくことを「代位」といいますが、事故の発生によって保険金が支払われたとき、 保険契約者がもつ権利 (第三者に対する損害賠償請求権など) を保険会社に移転させる制度のことです。

持株会社

持株会社(もちかぶがいしゃ)とは、他の株式会社を支配する目的で、その会社の株式を保有する会社を指す。ホールディングカンパニー(英語: holding company)[注 1]とも呼ぶ。他の株式会社の株式を多数保有することによって、 その会社の 事業活動の 指針 …

受託・受益

「信託」とは? 信託とは、 「自分の大切な財産を、 信頼する人に託し、大切な人あるいは自分のために管理・運用してもらう制度」のこと。 財産の管理・運用を、 「誰のために?」 「どういう目的で?」ということを自分が決めて、信頼できる人に託す こと(…

合有

合有(ごうゆう、独:Gesamthandseigentum)とは、共同所有形態の一種。 狭義の共有や総有と対置される[1]。 合有は狭義の共有とは異なり、 それぞれに持分はあるが 一定の目的のために 持分の行使 や 処分 が制限される 共同所有形態をいう[1]。 石田文次郎…

区制施行

く‐せい【区制】〘名〙 制度としての区。また、選挙区制のこと。 区制施行などの地番変更を伴わない行政区画の変更 政令指定都市になり区制が導入された場合、 登記名義人の表示(住所)に変更が生じる ことになるが、 地番変更を伴わない行政区画の変更 の…

被担保債権

被担保債権とは、担保の元(対象)になった債権のことです。 例えば、銀行から住宅ローンを借りる場合、銀行(債権者)は、借りた人(債務者)の返済が滞るなど、債務を果たさない場合に備え、 住宅の土地、建物を「担保」とし、抵当権を設定するのが一般的…

転抵当

転抵当とは、抵当権を自分の債務の担保にすること。 抵当権者は、抵当権設定者の承諾がなくても自分の権限で転抵当することができます。 ただし、抵当権の被担保債権の債務者への通知もしくは債務者の承諾がなければ、その債務者・保証人・抵当権設定者(物上…

賃貸借

ちんたいしゃく【賃貸借】 相手に自分の物の使用とそれによる収益を認め、 かわりに相手から賃金(ちんきん)⑴を支払ってもらう契約。 賃貸借は、民法第601条で定義されています。 賃貸借は、 当事者の一方が ある物の使用及び収益を相手方にさせることを約し…

「賃借人(ちんしゃくにん)」・「賃貸人(ちんたいにん)」

物件を借りる際に、「賃借人(ちんしゃくにん)」や「賃貸人(ちんたいにん)」が誰のことを指すのか正しく理解しておくことは、賃貸借契約を結ぶうえでの大事なポイントです。 不動産において「賃借人」とは、お金を払って物件を借りる人を指します。反対に…

抵当順位

抵当権とは、不動産の担保にお金を借りる際、不動産に設定する担保権のことで、2番・3番という数字は 基本的に、早く登記した者から優先順位が付けられます。 (根)抵当権(ねていとうけん)また「ひとつの物件に対して 複数の抵当権」が付いている場合に…

債務者

「債務者」とは、 ある者が特定の人に対して 一定の行為(給付)をする ことを内容とした義務を負う者 のこと。 それに対して 要求、受領、保持をする 権利を有する者 を「債権者」と呼ぶ。 また、同じ債務を複数の人間が負うことを「連帯債務」と言い、 その…

「譲受人(ゆずりうけにん)」

権利や財産の譲渡において、 譲渡をうける客体となる側。 譲渡人が譲渡を行う相手。ユズリウケニン、 ジョウジュニン 譲渡人 ゆずりわたしにん・じょうとにん 債権を譲渡する者(譲渡人)と譲り受ける者(譲受人)

「地役権」要役地

他人の土地を 自分が所有する土地の一定の都合や利益のために支配する物権 である 「地役権」において、 〈他人の土地を「承役地」〉と言うのに対し、 〈自分の土地を「要役地」と言う。〉 例えば、【自分の土地に出入りするために、他人の土地を通行させて…

根抵当権

根抵当権(ねていとうけん)とは、 一定の範囲内の不特定の債権 を 極度額の範囲内において担保する ために 不動産上に設定された担保物権のことである。 (民法第398条の2第1項)これに対し、通常の抵当権(これを根抵当権と対比して普通抵当権と呼ぶことが…

利札

りさつ【利札】 債券に付ける、 利子 または 配当支払い の引換えふだ。 りふだ【利札】

敷設

ふせつ【敷設・布設】 《名・ス他》(水道・ガス管・鉄道・機雷などを)しくこと、設けること。

転抵当

転抵当とは、 抵当権を 自分の 債務の担保にすること。 抵当権を担保にして抵当権を設定する 形となる。 人的保証よりもリスクが低く確実性が高い。 抵当権を差し出し融資を受けたりする場合に担保として利用される。

民法第392条 – 共同抵当における代価の配当

債権者が同一の債権の担保として数個の不動産につき抵当権を有する場合において、同時にその 代価を配当すべきときは、 その各不動産の価額に応じて、 その債権の負担を按分する。

代位

代位(だいい、英: subrogation、独: Surrogation、仏: subrogation)とは、一定の理由に基づいて 他人の権利を行使すること を指して用いられる法律用語。当該権利を当然に取得する(法定債権譲渡;cessio legis)構成や管理処分権のみの取得とする構成がな…

登録免許税

登録免許税(とうろくめんきょぜい)とは、登録免許税法に基づき、登記、登録、特許、免許、許可、認可、認定、指定及び技能証明について課せられる国税で 流通税である。 税率は他の諸税と異なり、千分率で規定されている。 納税義務者は、登記等を受ける者…

特別縁故者

特別縁故者(とくべつえんこしゃ、朝鮮語: 특별 연고자)とは、日本法(民法958条の3)及び韓国法(1057条の2)において、 相続人がいない相続財産を 家庭裁判所の裁判に基づいて 分与された者をいう。 ほとんどの法域で、相続の開始時に相続人や受遺者とな…

特別受益

「特別受益」とは、相続人の中に、 被相続人から遺贈(注)や生前贈与によって特別の利益を受けた者がいる場合に、 その相続人の受けた贈与等の利益 のことをいいます。 このような贈与の額は、相続開始のときに実際に残されていた相続財産の額と合算したうえ…

嘱託

しょくたく【嘱託・属託】 《名・ス他》(一定の行為をすることを)頼んで任せること。特に、正式職員に任用しないまま、ある業務をするように頼むこと。その頼まれた人。 嘱託とは、正式な雇用関係を結ばなかったり、正式な任命をしたりしないまま、業務へ…

表題部所有者

表題部(不動産登記簿における)とは 一筆の土地または一個の建物ごとに作成される登記記録 のうち、 土地・建物に関する物理的状況を表示した表示登記が記載されている部分 のこと。 それ以外の権利に関する状況が記載されている部分は、権利部という。 表…