地平線、建物の壁

一斉に生きてる。人間も、動物も、植物も。吐く息が無駄なんて誰が言った?むしろ奪うぐらい貴重なもので。一斉に在り続ける。生まれるのは流体の在り方。勝った負けたとはいっても。吹き出すマグマ。岩石と岩石がぶつかった。ブラックホール。心臓。われわれは中の中まではみえない。在り続ける。流れ続ける。裁判もそのためのものだ。いっとき時が止まったような気がする。だけど流れ続けるためのもの。負債がある、債権がある。そんなものは流れるためのものだ。人間も、動物も、植物も。地平線、建物の壁。谷が割れ、大地が溢れる。賢いとはこれらすべてで勢いのある体を為すもの。建物の壁もわれわれは超えていないではないか。法とは本物の流体力学である。

呼吸してる左足

大地に根を張って。僕は大地に息を吐く。地面に足が届く前の舌舐めずりは。してはいけないよ。それでも大地に息を吐く。われわれは大地と一つだから。地球は吐く息を必要としてる。

科学というのはいわば図形だ

化学には部分がない。この夜空も蜃気楼も。私たちの呼吸と繋がっている。あなたも私も部分ではない。部分では存在できない。遠い星の銀河の衝突も。生まれては消える惑星や岩石も。優しい言葉を掛ければ色が変わる。オーロラのように。大きなことや小さなこと。手で触って目で見れるもの。どんな形をしていても私たちはひとりじゃない。ビルも谷も山も骨と変わりがない。