RETAS STUDIO

RETAS STUDIO(レタススタジオ)は、株式会社セルシスのアニメーション制作ソフトウェアスイート。旧称はRETAS!(レタス、Revolutionary Engineering Total Animation System)で同社の登録商標。ソフトウェアごとに個別の販売も行っていた。

アニメーション制作の全工程をデジタル環境で再現できるのが特徴。セル時代からアニメ制作をしていた者でも操作しやすいように、旧来の専門用語が多く使用され、従来の分業制に対応できるよう、作画用・トレース用・彩色用・撮影用にツールが分けられている。また、『RETAS STUDIO』Windows版のみ、編集用のMovie Edit Proが同梱されている。

「RETAS! LITE Debut」(現在は販売終了している)のパッケージによると、デジタル環境で制作しているアニメの90%以上がRETAS!を用いて制作されている。現状はデジタルペイント工程でTraceman及びPaintmanが専ら使用されるのみで、StylosやCore Retasを採用している企業はごくわずかである。

Stylos

Traceman

Paintman

Core Retas

Movie Edit Pro(Windows版のみ)

株式会社セルシス(英: CELSYS, Inc.)は、東京都新宿区に本社を置く、アニメーション・マンガ製作ソフトウェアの開発や携帯コミック・電子書籍のコンテンツサービスを行っている会社である。特に『RETAS STUDIO』はアニメーション製作現場で広く普及している。


アニメ制作ソフト。「RETAS!PRO」シリーズをプロの現場で使用されているそのままの機能を搭載。アニメ制作を行う上での各工程に合わせてアプリケーションが分かれているため、効率よくアニメーションを制作できる。
線画の書き味を追求したアニメーター用作画ツール「STYLOS」、ベクタートレース機能を搭載し、48bitスキャンにも対応したアニメ専用スキャン&トレースツール「TRACE MAN」、デジタルならではの彩色スピードの仕上がりを実現するアニメ専用ペイントツール「PAINT MAN」、多彩な表現力と高速レンタリングを追求した撮影・コンポジットツール「CORE RETAS」の4製品を収録。

なんだか線のストロークが気に入らない……そんなときは、「手ブレ補正」の数値を変えてみましょう。

手ブレ補正とは、手ぶれによる細かな線の揺れを自動的に軽減してくれる機能。数値が高いほどデジタルならではのなめらかな線に、低いほど描いたままの味わいを表現できます。

ラスター画像は複雑なグラデーションを表現できたり、画像の加工がやりやすかったりと、とても扱いやすいものなのですが、拡大すると画像が劣化します。

それに対して「ベクター画像」というタイプの画像は拡大しても劣化しないので、作画した後でも好きなように編集できます。

 

ベクター画像は、座標を基準とした点と点同士を結ぶ線からできています。有名なのはベクター画像を作成するソフトで有名なのはAdobe Illustratorです。

 

ペイントツールではCLIP STUDIO PAINTで、「ベクターレイヤー」が使えます。

CLIP STUDIO PAINTベクターレイヤーは、描いた線を「制御点」という点と線を、編集することができます。

スマホタブレットPCでお絵描きしている場合は、スマホタブレットPC自体を動かして、線を引きやすい角度にするとよいです。