だけど星だけは見たいから。

どう生きるかを描くのは難しいから。そのまま動かしてみる。その場面その場面でどうするか。描写は夜帰宅するアパート。ミドルヒールを脱ぐ心地よさに疲れたロングヘアー。熱って(ほてって)いるのが自分の熱気なのか夏の暑さなのかわからない。天井を見上げることにも心地よさを感じる。LINEの返事なんて一向にわからない。LINEを開いたかどうかかも。ただそれが光った夜空の星がぱっかりと夜空が割れて愛の最終形態になるかはわからない。不快な緑色の光で。緑はもっと豊かなものかと思っていた。ただ自分だけが豊かになるなんて道はあり得ないから生唾だけが浮かんだ。いつかはそんな昼下がりの散歩を楽しみたい。インスタもSpoonも貰いすぎてないようにしてるつもり。ただリアルの男はほんとに不快で。ぱっかり割れた夜空の半分からは来ないでほしい。歌ってさ。話を少しして。ほんのワンタッチ不本意な歪な世界を垂れ流してみる。だから人生全体を描くのは難しいって言った。