子供の弁当作る物理学者。寄生虫。そんなものに成り下がりたいといって。

子供の弁当作る物理学者。ハーフウェイ。何のための仕事だ?数学なら半分は遊びだ。守ろうとした命が。子供が子供のままでいれたら。空も地も思うままにいられた。そう思う時もあった。若い頃だった。鬱蒼を蹴り飛ばしてた。家事はどうやって蹴り飛ばすんだ?まさか人に押し付けるわけにはいくまい。子供の弁当作る物理学者。ハーフウェイ。人は思う通りにはならない。子供の頃に戻りたい。遊ぶこと以外は親が何でもやってくれた。寄生虫。そんなものに成り下がりたいといって。いまでも。ミスった時の後処理に。誰かの参考になって前向きになれるなら。売れること。自分で必要なものを自分で作れること。それぞれ微妙に違ってるから。それぞれそれは微妙なこころのゆれ。腹括って気持ち切り替えて若い頃生きてたけど。それだって一人芝居だ。そう思えるほど自分の気持ちとさよならしなくてよくなった社会。思いっ切り走る俺と受け止める背中。世界が滅びる日、女性は妊娠期間があるから今まで通りの生活を続けるって聞いた。科学者はだいたい「こういうもん作ってくれる?」っていったときに「あれ。けっこうできんじゃね?」と思い始める。お弁当作るのとパソコン作るのもだいたい一緒だと。テイストも。