量子群入門

化学結合といえばよく見る図式としては、

A + B = C + xJ

といった式をふつうよく浮かべる。これは「AとBが結合してCができる。反応熱としてxジュール放出する。」といったものだ。イメージとしては、

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こういった感じだろう。

しかし分子はアボガドロ数個(6.02×10^23個)あり、いつもいつもこのように球のように当たってくれるとは限らない。たとえば、

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このように結晶構造に偏りがある場合だ。こういった場合ストレートに当たるのとは違った反応をする。これは光子レベルの話で、たとえばこのように

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抽象化できるとする。なにもこれは光子一個のことだけを言っているわけではなく、光子が、あるいはいくつかの集団、はたまた何かの「現象」がこのように抽象化されることに当てはめることができる。

すると全体として反応は、

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このように起こっていることとすることができる。