法哲学

法は主権者の命令であるとされる。前節で触れた赤十字国際委員会の話であるが、地雷と赤十字の関係である。地雷で被曝してから治療していたのであれば、非常に経済的に不効率であると。むしろこの作業はまったく終わりが見えない、言い方が悪いかもしれないが『自転車操業』であると。負傷者も治療者もおかしな状態に精神的にも病むものであると。精神科診療の界隈もどのような料金システムで報酬を得ているのかは定かではないが、このような矛盾を抱えた意味不明な世の中を作ってから、それではあなたを治療しますといっては、解決の糸口は見当たらない。精神科の診療のためにもっと患者を増やしてほしい、とまではいわないが、根本的な治療が病院治療環境間には存在しない。自分の報酬を増やして増やしても決していい方に世の中は向かっていかない。戦争の木の実を食べているおかしな治療者は医療サイドそのものかもしれない。壊れるものをたくさん作って医療だ経済だというまえに闇の食事をやめたほうがいい。人間の心を取り戻したほうがいい。