XY

男の染色体はXYで、女の染色体はXXと表される。それと同じように「男は奇数」とよく言われる。ならば女性は偶数なのだろうか。偶数だとしたら割り切れる数を好むだろう。最後は0か2か。男が奇数というなら最後は1ということになる。女性は球を好み、男性は「自分から見て」球でなければそれを真っ二つに切ってしまうのだろう。偶数で出来た球と奇数で出来た球では違ってくる。偶数ならいつでも処理しやすく片付くが、奇数なら最後に1が残ってしまう。男性と違い、女性はいつも男性を観察する側だ。男ははやく射精してしまいたいものだ。きっとずっとずっと前から女性はいつも男性を観察してきたのだろう。それも女性の名が歴史に残っていることは少ない。きっと胸を張って生きていくには多少アイテムが少なかったのだろう。今や女性はインターネットを手にした。悩みの数だけアプリがあるのだ。脳の中でならいくらでも自分を盛ることができるはずだし、それなりに小綺麗にも多少派手さも付け加えることもできる。でも実際にセックスはできない。ソーシャルメディアの中でだけでは。婚活アプリもだいぶ進化してきてはいるが、それでもまだまだ男性をリスクなく選ぶまでには至っていない。いったい誰が理想というやつなんだろう。石原さとみちゃんか?有村架純ちゃんか?剛力彩芽ちゃんか?いずれの女性も本当の姿なんてわからない。価値観で言ってしまえば男性も女性も「十人十色」ということになるだろう。いまどきミタクレの良さだけでパートナーを選んでしまえば、後で地獄が待っているのは目に見えている。つまり価値観の相違なのだ。男性も女性化してきている気がする。つまり過去の歴史の中で女性がそうだったように空気を読まなくてはいけないようになったのだ。