粘着力について2

さきほど粘着力についての記事を上げた。セロテープがくっつくのはファンデルワールス力だと。ただ私はたとえば『飛行機と空気』とかいったものにまったく粘着力が働かないわけではあるまい。と思うのである。ふつうで考えたら飛行機と空気が粘着してしまったら非常に危険だと考えるだろう。だか粘着力の正体がファンデルワールス力だとしたら、それは『ありとあらゆるものに働いてる状態』であることは容易に察しがつく。飛行機と空気の場合それが弱いだけだ。だがこれが音速を越える頃にはそう簡単でもいかないわけにも察しがつくだろう。そうだ速く飛べば飛ぶほど空気は『粘っこい』性質を増すのだ。話が変わるがミジンコ(直径1mmほど)ほどのものだと水中は非常に抵抗のあるものである。宇宙全体を『粘性の場』と考えたときに、『すべてを粘性を基準として』考えたときに果たして宇宙全体の粘性の平均とはどういったものなのだろうか。粘性と慣性力が宇宙全体で釣り合ったときにいったいどういう現象が起こるのか。物質の移動を『粘性から粘性への移動』と考えるとどうなるのか。逆に飛行機と空気の粘性が働いていることが安心に思える。これがメタンの海(空)だったら粘性力に変化はあるのか。地球と同じ素材の航空機を作って等しいわけにはいくまい。ある素材が溶解してしまうかもしれない。大気で囲まれた空があるのは非常にいいこと(宇宙空間との緩衝を果たす)だが、我々が宇宙進出を果たす際に本当に新たな星にとって必要なのは「大気」なのだ。大気を作れることは星を作れることに等しい。その星にあったもっとも容易な大気作成とはどんなか。どれだけの気密があれば重力によって蒸着し、宇宙に揮発していかないか。粘性もまた大きな鍵を握っていると容易に察しがつくであろう?まさに生命にとっての絆であるのだ。あなたが優秀な人物だからといって世を突き放してはなにかの生命との結びつきが必要であるかのように。それは暴発の力で宇宙全体を吸い込みたがる力であなたを飲み込み通り抜けて吐き出して「壁」を必要かと思えば新たな世代はもう自力で呼吸を始めているのだ。あなたが50になったとき30になるように。どんな50になりたいか。この粘性の力で人の結びつきの謎も通り抜けられるようでありたい。粘性や圧縮やそれらの力をリー環や宇宙際タイヒミュラー空間に血と音を通すのだ。あなたの言霊と嘘でありたがらないように。あなたの言霊には壁がある。妊娠することもそうであるかのように。最愛の人があなたを向かないのもそうであるかのように。「いいよ」と。そのままではいえない。そんな言霊を抱えたあなたに。カッティングのように掠め取るような賭け引きの言葉はあわない。何の理由でそんなフィールドに巻き込まれて、今夜もうまくいったと意気揚々と家路に帰るのか。本命に貢いでは思って。自分では最高のサイクルを手にした気でいる。あなたが甘い言葉ひとつも吐かない。そうであるかのように横顔に腕を回しているのだ。そんなクランクに男のことはいないよ。締めて怒っているのはあんたか。空隙があると思っていたのに、もうだめだ。