まるで言葉には奥行きがない。そして言葉は人はフラクタルは背を向けている。私も人に向かって話しかけているかはわからない。人も私を向いているかはわからない。私を通した背景をみているかのようだ。スカームは向こうを向き、私はまるで直視しちゃいけないみたいだ。尚輝。スカームは向こうを向き、フラクタルは向こうを向いている。だれも私を見ようとしない。取りにいくのが難しい山菜のように。出動したがる消防士はまるで地獄にすんでいるようだ。消防団員は身の置き場こそが消防作用であるかのように。目が。人の不幸をほくそ笑んでいる目がそういっている。地獄の住人に。言葉だけは置いてきた。歌を歌うようにきれいごとをいって。あたまのはてまでその場その場でいきている。なんどもいう。火災にでることじゃない。身の置き場こそが消防作用であるのだ。