テンソルについて

テンソルとは、座標変換によって不変な量をあらわすものであるが、(x,y)という情報に、さらに(x,y)という情報をかけあわせると、その情報量は4つの成分でできている、ということになる。たとえば、はじめの(x,y)が、位置を表し、次の(x,y)が力の大きさを表しているとすれば、この情報をあらわすテンソルは『2階のテンソル』と呼ばれ、4つの情報。つまり4つの成分でできている、ということになる。

このようにして、表される情報が(x,y)(x,y)と、さらに(x,y)であらわされているなら、それは『3階のテンソル』となり、2×2×2=8成分で表される情報量となる。