iPS培養肉

山中伸弥氏が開発したiPS細胞(induced pluripotent stem cells【人工多能性幹細胞】)であるが、人間が破損した臓器を治す以外にも用途がある。たとえば【牛】が屠殺されずにすむ【培養肉】の作成についてなのである。牛が屠殺されるにしても人心としては、なるべく痛みを与えないように屠殺したいわけであるが、[最終的に屠殺するものに愛情をもって育てることができるか]といえば甚だ疑問である。この場合、細胞の採取といえば、『背中(の皮膚)を箒で掃く』ぐらいで済む。これに関していえば箒で掃かれた牛としては新陳代謝も促進されて、むしろ気持ちいいぐらいである。我々にしてみても精神的な寸断を味合わずに済むのである。精神的な寸断に対して支払う費用として「高いとおもうか、安いと思うか」は人次第であるが、『ぶっ殺して、むしろ気持ちよかったです』と思う人には勿体ないぐらいなのだろう。我々人類の寸断につながっているものについては選択肢を与える余地が必要なのである。無論費用についても『単に効率で』計れるものではない。我々が考える『アダマールシフト』も、単に量子的であるとか、思考的であるかだけでなく、『本来は殺さざるを得なかった』命に対して、『別の運命を作り出す』あるいは『作り出してきた』とするなら、単に考えていた[アダマールシフト]も数学的思考だけにとどまらない【リアルな現実】であることが垣間見れると思う。このようにして『我々の【精霊】』の命は繋がっていくのだ。これをホッジダイヤモンドでも難なく行える。パスカルの三角形でもカオスでも量子的な価値はある。ただ『人が取っているのでは?』と思う。体中をがん細胞に置き換えるアダマールシフトもある。