マリウポリについて

マリウポリはロシアが占領したときく。まずロシアが占領したというならその都市の都市機能をロシアが維持しなくてはならない。(住民の配給やインフラの維持など)だがマリウポリが占領されていないというならマリウポリが住民の配給などの都市機能を維持しなくてはならない。反対にロシアが占拠している市庁舎などを地道に奪還していくしかない。ロシアの兵器などもこの戦争によって消費されていくし、戦闘機や戦艦といった一朝一夕では作成されない大量の部品が必要となるような工業製品も大量に消費されていく。マリウポリの都市機能をどちらが維持するかということなのだが、兵器や戦力を集中させるということはこのような工業製品も大量に消費されていくということだ。果たしてロシアがこのような戦闘機や兵器を永遠に供給され続けられるかわからない。その鉄屑となった兵器の基盤はマリウポリの領内に大量に溜まっていくということだ。まるでそこに鉱山があったかのように。それを回収することも大切な仕事であるかのように思うし、ロシアがこうして兵器に大量の人員と工業力を集中させていくことも、もしかしたら家電製品などの技術に応用できる部分もあるかもしれないが、産業構造としては大量の鉄屑を相手に供給していることになる。つまり人員が兵器供給に多く回されるということだ。それには大量のエネルギーや産業基盤を変形させていくことを要するし、一年十年でそれが完成させられることはないと思う。基盤がそこで消費されていくということだ。電子基盤も。それはまるで我々の繊細な脳であるかのように。作成された基盤が無に還ることなどあるのだろうか。寸断されて使えなくなる。そんな基盤を。我々の目には見えないがそんな基盤を再生させることに寸断された道の先があるような気がした。ただのLICもLHCも。この先がないのなら核に落ちていく。サーキットを分析して。形は不恰好でも地域に必要なサーキットを作れるはずだ。それを地域の形にすればよい。壊れた戦車も。ゴミだと思ってはいけない。NATOマリウポリを奪還する気はあるか。そうなると中国にロシアを応援する気はあるか。ロシアに生き残ってほしいのか。どの程度生き残ってほしいのか。ロシアと中国だけでもある程度まとまった世界にはなると思う。これからは「顔のない『みんな』」という概念は存在しなくなる。共産的といって何を共産するというのか。