抵当順位

抵当権とは、不動産の担保にお金を借りる際、不動産に設定する担保権のことで、2番・3番という数字は

基本的に、早く登記した者から優先順位が付けられます。

 

(根)抵当権(ねていとうけん)また「ひとつの物件に対して

複数の抵当権」が付いている場合において、

債権者(金融機関など)が

「登記」を行った順番を「抵当順位」といいます。

抵当権の優先関係は登記の順位で決まります。 1番抵当権者(先順位抵当権者)は2番抵当権者(後順位抵当権者)に優先し、2番抵当権者(先順位抵当権者)は3番抵当権者(後順位抵当権者)に優先して弁済を受けます。

先順位抵当権者だけで回収した債権がなくなった場合、後順位抵当権者は

全く弁済を受けることができません。

 

後順位抵当権者とは? 後順位抵当権者とは、不動産に複数の抵当権者がいる場合、2番目以降に債権を回収できる権利を持つ方です。

不動産売却時、土地や建物に複数の抵当権が設定されていることがあります。 しかし、

 

任意売却で債権を回収できるのは、第1抵当権者のみになるのが一般的です。

 

一番抵当権は、

その不動産を担保に最初にお金を貸した

ということです。

二番抵当権は、その不動産を担保に二番目にお金を貸したということです。 当然ですが、

お金を借りた人がお金を返せなくなって、その担保物件を売却してお金を回収した(これを「抵当権の行使」と言います。) 時に、一番抵当権が優先されます。