ばぶる

低い技術とは目の前の仕事。二人以上できることを。前屈みのポーズに使って。人のこころに何を思わせたい。天と地は別れたんだと。お日さまは笑ってくれない。君は僕の太陽だ。だから世界は太陽だ。俺は宇宙だ。知ってるけど君も宇宙だ。夢を知って君は僕から離れた。それぞれの宇宙を。太陽になりたくて君は気持ち悪いATMになった。日を避けるだけならそれでよかった。情報幾何に道なんてなかった。だから太陽を横切って冷たさも暖かさも知った。与えてくれることは低い技術とは目の前の仕事は太陽の残骸でしかないと。もっと与えてくれるものは太陽の向こう側にしかないと。君は亀の背中を押してブクブクとバイバイと言った。僕は上気した多少自信と引き換えた顔で君に息を吹き込んだ。そのための口づけで君は竜になった。汚れとともに僕のみぞおちあたりには新たな命が曖昧に。そうかずっと空は君のもんだったんだな。宇宙を旅する乗れる背中を作ったなら。僕は君になんて言おう。おかえり。なんか違うけど太陽より大きな存在をせえので映し出そう。ばぶる。どこまでもきえない。おびえることもない。命の形を。