医者の多忙はやはり我々住民が医療知識を持つことでしか解消されない。

だから私は地域の消防団詰所に大規模災害用の予備の救急車を配置し、町内会全体として医療に関するリテラシーを向上させることが、医療費を抑えることに繋がると考えている。富士市が保健所を運営しなくては富士市民の手に医療を収めることができないのだ。他者と守られるものではなく、我々は自らの手で医療を管理し、自助努力をしなくてはならない。守る者と守られる者の構図が出来上がってからでは遅いのだ。守る者と守られる者が構図として出来上がってしまっては「命の本質」がいつまで経っても「思う」だけのものになってしまう。私はその構図は緩やかにリンクし、最終的には個人とリンクさせるかしないかの微妙な重なりあいになると思っている。