一つの仕事にすがりつくレベルじゃなくなった

一つの仕事にすがりつくレベルじゃなくなった。そういって作った人のiPhoneとそうじゃない人のiPhoneの売れ行きは違うだろう。だけど世の中には一つの仕事しかない。人の役に立つかどうか。自分の役に立ちたいけど。もうかるかどうかって何?ビジネスに変えられるかって何?だから一通りの存在しかない。人の役に立つかどうか。自分の役に立ちたいけど。出せるところと出せないところがあって。出せないところが仕事なんだろうけど。いつしか自分の声を失った。出せるタイミングを失った。出すべきだったタイミングで。一つ失い。二つ失い。キュビズムの神経。引き裂かれたポーカーな正面の顔と。出してくれと叫んだ横顔が同時に映る。見えた。そんな視覚を持ってた。同時には表情し得ない顔が一つの体神経をすれ違う。一つの仕事にすがりつくレベルじゃなくなった。もうかるかもうからないか。そんなんじゃないんだ。頭を下げた姿勢がふんぞりかえる隙を探してる。そんな瞬間は一生おとずれない。私欲と公欲と。公を自分だと思ってた。息を止めて走る人を見てた。公の神経。一つの体。個々の体。最後まで聞いてくれてありがとう。