春の日の子供のようにギラギラの手を収める

欲望と嫉妬。自分のかわりに動く筋肉がほしい。ほんとだろうか?そうさせたのはだれ?あなたにいたたまれた結果そういうことになった。父の教え。みたいに手を掛けられた。一挙手一投足にツッコミをもらった。まるで私には筋肉がいらないみたいに。そこに至るまでの手順はあなたが築き上げてきたもの。ちゃんちゃら笑っちゃうのももうね。視界にも入れられない。思うことすら舌をつっこまれる。手がギラギラのあなたを。人を殺すか。ただ目の前にあると思えばいいのか。ボタンを押してイラツイテル?守ってるっていえるの?それが?ギラギラのまま通り過ぎる。そんな光景にも慣れた。人に取られると思うこと自体が動機なのよ。それで私たちは永遠に出会えない。よく考えて。手がギラギラでそれで出会ったらどうなるかを。何もないとしたらあなたは41,2になった理由はないわ。いつでもその手を引っこめて。胎児みたいにうずくまるんじゃなく春の日の子供のようにこの世のすべてのひとを変えられるから。このギラギラの手がすべての世に張り巡らされてることがわかるんじゃないの。人に取られると思わないこと。そうしたらあなたはあのブランコであそんでいる。とか。思い浮かべることもない。また出会える。だとか。向こうのほうから飛んでくる思いを。すべてなくなったこのキッチンで。自分が俯瞰した世界をこんどは見上げていた。まっすぐ立ったような高さで。まだ君になにかをしてあげられるよ。こんな年でもそう思う。プリンストンみたいな肌で。彼女は自分の世界観を持っている。