選択を迫ってるんだろうか。生物種としての。生きられない。生きられる。どんどん冷めていく。焦点がどこにも見当たらない。つまりは苗字としての。尚輝核。それはただのスプリット。人じゃないものを見つめて。憂愁のペブルの佇みを思い出す。人として巡り合ってた頃を思い出すかのように。ひたすら人はスプリットしていく。それを見ることもない。一本の線で繋がってた。途中赤い点線のように散らばって。一日想うこともなかった。だけどいいような気がした。人に。想うこともない。会えない日々。バージョンアップしたみたいに。それは仕方ないんだろう。スプリットとは。誰かの目を見た最後に。人はもういなくなった。生物種を否定したら人間じゃない。