会いたい。会えない。寂しい夜は。つまんない。抗えない。フェルマーに身を委ねたい。そんな近道があったらいいのに。人を想えば想うほど。君への想いは遠くなる。君が誰かもわかんない程に。一本線掠れる。誰かの花びらみたいに。風が想いを運んでくみたいに。ファンタグレープでも飲んで君と話したい。囲んだテーブルを灯りが灯るように。見えてはいるんだけどさ。目も耳も。緩く広がった線を許したい。きつく尖った線も許したい。なんでなんだろう。いつも争いごとに巻き込まれてく。繰り返すたびに戦うべき敵は強くなっていく。そうだ。僕がちゃんと生きれば生きるほど。緩く広がる世界に落ちれない。