暗黒の有り様

言いたい事が言える世の中と。言いたい事が言えない世の中はこんなにも違う。そしてその違いだけが理想と現状の課題であるかのように思う。まず本当に言いたい事は目の前にあり、夢は遠くにある。タイヒミュラー空間だのカシミール物理だのといって、それは遥か遠いブラックホールダークエネルギーダークマターといった話をしているわけではないのだ。課題はいつも目の前にあり、つまり目の前にある現実世界に言いたい事を言うには、実はこれほどの大掛かりな重装備が必要であることに他ならない。まして相手は残念なことに暗黒の人間たちである。暗黒に暗黒だということは目の前にあって、暗黒の有り様がどのようであるか系統のうちに把握しなくてはならないのだ。