パートンジェット

パートンは閉じこめられているとはよくいう話だ。外部から与えられるパートンで最小のものは「陽子」だろうか。「光子」ではどうか。最小の擾乱を与えてそれの伝わり具合を見る。海パートンは激しくグルーオンを交換しているという。その擾乱に対する伝わり方を観察してみたいものだ。以前にもこれを書いた気がする。パートンについてのアプローチを考えるときいつもそう思う。「それは以前にもやった」と。どのようなものでもよい。格子の振動でもよいからそれがどのように伝わるのか観察したい。運動量スケールで非常にはやく伝わるものばかりなのか。全体的にゆれる程度のおそい伝わりもあるのか。フォノンを考えるならフォノンのパートンもあるだろうし、パートンジェットのフォノンもないか。つまりジェットのジェットだ。パートンジェットのパートンジェットなのだ。全体をパートンジェットと考えれば運動量中心の考え方ができ、「止まった時空」について考慮するよりも「視野の硬直化」を抑えることができるのではないか。宇宙際タイヒミュラー理論のパートンジェットは非常に強固なものだ。たとえ「不決定性をもっている」としても「不決定性をもっていること」が「決定されている」我々が「不決定性を好むか」「決定性を好むか」は定かではない。「不決定性」があるにしても「いくつのバンドルでもって不決定性」であるのか。5本なのか。6本なのか。4本なのか。あるいは「非常に豊富」であるのか。バンドル一つ一つの「ジェット性」はどうか。