私たちの代数系を評価するのに宇宙際タイヒミュラー計量は有効である

私たちの代数系はどこでどのような計数を用いているかはわからない。ユニバーサルな代数を用いているかもしれないしローカルな代数を用いているかもしれない。ユニバーサルな代数自体が私たちのローカルな代数のなかに集約されているのかもしれない。さきほど私が言った「上司が脚を組んだらそれは物理か?」といえばまさにそうで、誰が誰の『脚組み』に気を取られているかはとてもローカルな物理なのである。あるいは強くあるいは弱く作用しているのかもしれない。強い電力が消費されているのかもしれない。それを含め我々が多分にも評価されない他人の代数系の中で、それでも銀河の中心にあるブラックホールのホーキング輻射を観測しようとするなら『違う代数系をある程度評価できるような基準』が必要なのだ。ある意味、無理矢理にでも仮に世に認められたリー環の枠組みでそれを捉えようとするなら、どこか誰かの代数系には無理が生じ、強い干渉を受けてそれは正しく観測されるようなレンズとはならないだろう。(真に補正されたレンズを形成できない。)我々が『弱い程度で繋がっている』とするなれば、観測しようとするそれぞれがそれにあわせてニューラルの補正を加えればそれはより正しいニューラルネットワークを用いた観測とすることができるだろう。(誰かのニューラルに偏見が起きない。)我々の宇宙際ネットワークはまだまだ始まったばかりだ。