農業について

農業をやっていない者にとっては、家畜の屠殺や青虫取りは残酷に感じる。ある意味われわれは農業の綺麗な部分しか見ない。人は農業に手を携わることは少ないが、われわれ世界全体として存在する、われわれの部分ではある。ある意味、植物を取り合っている競合の部分ではある。すなわち青虫さえもわれわれは「食べている」ものと見做せる。言ってしまえば「ヘタ」の部分なのかもしれない。青虫も鳥にあげればいいのかもしれない。