真実を調べられたくなくて人を殺す

非常に残念なことではあるが、これが殺害動機としてはもっとも多いのではないだろうか。ある人にとっては真実は非常に受け入れ難い。もう脳が捻じ曲がる思いがして、とてもそのような現実を受け入れられないのである。このような多数の思いが複合して、非常に空間が捻じ曲がっているのが現実の世の中ではないだろうか。人はある想いをもって世の中を眺めており、それは幾分にも自分が生きやすいように美化された、つまりは自分を肯定した空間である。非常に長い間このような歪んだ空間に晒されてきたか弱いとされる女性などは、この非常に強いような男性の捻じ曲げるような力をある種の諦観を持って眺めている。下手に弄ってしまうのは非常に危険であると。

一度このような、真実を調べられたくなくて人を殺すような罪を犯すと、人は罪には罪を重ねればいいという思考になる。1+1も2+2も全く成り立たないのである。